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オンラインゲームの遅延が気になるならMTU値を変更しておこう。

オンラインゲームをするときにネットワークはデータ(IPパケット)を宛先コンピューター(サーバー)と送受信することで成り立つ。データを一度に送信できる量は決まっている。
それがMTU(aximum Transfer Unit)値だ。

サーバーのMTU値がゲーム機のMTU値より低い場合、データの分割、いわゆるフラグメンテーションが発生する。分割が発生した場合、分割されたデータには新しくデータの順番を付けるなどの情報がついたヘッダーが付く。

そしてサーバー上で分割されたデータはヘッダーの情報を元にデータを再構築する。
ヘッダーの情報には後に続くフラグメントがある場合は1、最後のフラグメントの場合には0といった
振り分けをすることでサーバー側が判断をして再構築をしている。

このように、適切なMTU値を設定しないと、データの分割、分割されたデータへのヘッダー付与、サーバー側でのデータの再構築といった余分な処理が発生する。だから遅延が発生する。
逆に言えばこの処理を抑えらればインターネット回線速度の上昇が期待できる。

私の場合は、下記サイトで自分のPCのMTU値を確認した上で、任天堂switchのMTU値を変更した。
https://www.speedguide.net/analyzer.php

任天堂switchのMTU値はオンラインの設定画面で変更可能だから試してみてほしい。

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